駐車場を借りた思い出

以前、車を所持していた時に、民間の駐車場を借りていました。住んでいたアパートには駐車場がなかったためです。場所は少し離れた所にありました。雨の日や荷物の多い日には、駐車場への移動が大変でした。ちゃんと電灯もついており、広くいい駐車場でしたが、お金もかかったので、今は車を手放し、駐車場も解約しました。
電動スクーターのメリットは、ガソリンでなく、電気の力で走るために地球環境に良いことが挙げられます。二酸化炭素の排出はゼロであり、排気ガスも発生することはありません。また、モーターで走るためにとても静かに走行できることも利点です。この電動スクーターは1回の充電で35キロから100キロ走行することができるといわれています。低燃費であることもメリットです。
【美の扉】

 19世紀のフランスの文豪、ビクトル・ユゴー原作のミュージカル「レ・ミゼラブル」(潤色・演出、ジョン・ケアード/トレバー・ナン)が、ロンドンで1985年の初演以来、26年のロングランを続けている。日本でも東京・有楽町の帝国劇場で4月から今月12日まで連続公演中で、ほかに米やスペインでも現在上演中。魂の救済の可能性を温かく高らかに伝える同作は、まさに“国境なきミュージカル”となっている。(萩原万貴枝)

 「レ・ミゼ」は、フランス革命後の混乱がさめない19世紀前半のパリなどを舞台に、1切れのパンを盗んだために19年もの監獄生活を送ることになったジャン・バルジャンを中心に、逆境に立つ人間が生涯をかけて自己再生を果たす物語だ。

 ミュージカルとしては80年にパリの劇場で産声を上げたが、ロンドンのスタッフの手で再構成。硬派な問題を昇華させる人間愛に満ちたストーリーと、叙情的かつ躍動的な楽曲、そしてシンプルながら最大の効果を生んだ装置や照明の迫力などで大ヒットとなり、これまで世界42カ国で上演された。日本でも昭和62年の初演以来、4月で上演2500回を超え、出演俳優も400人以上に達している。

 「『レ・ミゼ』は壮大な人間救済の物語。どの宗教を信じる人でも、何かしら感じるところが多いはず」と話すのは、ロンドン初演から制作に参加し、同作の象徴ともいえる「バリケード」のセットを生み出した装置デザイナー、ジョン・ネピア氏(67)だ。

 2幕。鉄骨や木材が複雑に組み合わさった2つの巨大セットが、左右の舞台袖から現れる。命を宿した生き物のように、ゆっくり回転しながら中央で合体。学生たちが友情を誓い未来をつかもうと戦う“聖地”が完成する様子に、客席はいつも息をのむ。

 「バリケードは、1830年代半ばの学生や民衆が、もう一度革命を起こそうとして集まった熱意や、仲間や家族を思う絆をすくい上げるセットとして、“動く彫刻”をイメージしてデザインした」とネピア氏。手がけた人気作「キャッツ」や「ミス・サイゴン」に比べてシンプルだが、「贖罪(しょくざい)がテーマでもある『レ・ミゼ』の物語の世界を忠実に表すことができた」と笑みを見せる。

 米などでは、映像技術を導入してバリケードをはじめとする初演での装置を一新した新演出版がすでにスタート。日本でもロンドンオリジナル演出版での上演は今回限りで、帝劇は連日、名残を惜しむ多くの観客の熱気に包まれている。

 ■日本の出演者「一つの輪に」

 帝劇の「レ・ミゼラブル」を制作する東宝では、東日本大震災を受け、公演プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ氏の協力のもと、5月2日に全出演者やオーケストラメンバーによるチャリティーコンサートを開催した。売り上げ全額を義援金とするほか、全91公演をチャリティー公演とし、売り上げの一部を日本赤十字社を通して被災地に送る。

 5月31日には、3月閉館の旧「グランドプリンスホテル赤坂」に一時避難している被災者119人を公演に招待。終演後には、主演の別所哲也(45)と、平成9年から同作に出演している仙台出身の森公美子(51)が被災者と対面した。

 別所は「『レ・ミゼ』は、生きていく人間の絆の大切さを訴える作品。当たり前の日常に戻れるまで、皆さんとともにありたい」と話し、森も「人は助け合い、一つの輪になれると信じている」と、被災者の手を強く握った。

【プロフィル】ジョン・ネピア

 John Napier 装置デザイナー。1944年、ロンドン出身。彫刻、舞台美術を学び、英国立劇団「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)」などの演劇、ミュージカル、マイケル・ジャクソン主演の3D映画「キャプテンEO」まで幅広く手がける。「ニコラス・ニクルビー」「キャッツ」「スターライト・エクスプレス」「レ・ミゼラブル」「サンセット大通り」で、米演劇界で最も権威のあるトニー賞を5回受賞。

【ガイド】「レ・ミゼラブル」帝国劇場(東京・有楽町)公演は、S席1万3500円〜B席4000円。日程により出演者は異なる。12日まで。問い合わせは東宝テレザーブ(電)03・3201・7777。

 ロンドン公演は、来年4月28日分(クイーンズ劇場)までチケット発売中。詳細は公式サイト(www.lesmis.com/london−uk/tickets)へ。

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